アドバンスドオープンウォータースクールの講習内容


4日コース 1日目:プール 2日目:ボート 3日目:ボート 4日目:ボート&ビーチ.
  連続した日程は組む事は出来ません。 1日目のプールで中性浮力テストが有ります。

講義内容. 

1.ウェィトコントロールと浮力について(アルキメデスの原理の本当の意味は!!)

 A.空気の重さ. B.タンクの種類と重さ. C.浮力の作用点について.

 D.ウェットスーツの浮力と水圧により変化する生地厚.            

2.圧力変化と圧平衡.

 A.中耳及び内耳について. B.副鼻腔群に影響を与える圧力変化と圧平衡.

3.めまいと吐き気についての各種症状と原因並びに回避法.

 A.耳が起因する場合. B.目が起因する場合.    

 C.精神面(内因、外因)が起因する場合.

4.呼吸のメカニズムと心拍数及び体温の関係.

 A.二酸化炭素中毒の各種症状と原因並びに回避法.

 B.酸素欠乏症と酸素過多の各種症状と原因並びに回避法.

 C.ヒートロス、ヒートオーバーと心臓のオーバーラン並びにスローダウン.

5.脳とスポーツ心理学.

 A.大脳の右脳と左脳の関係. B.脳幹と延髄の関係.

 C.脳の思考と運動のメカニズムの関係.

6.手足のシビレ及びケイレンの原因と対策並びに回避法.

7.海況判断.

 A.気象(風の発生から台風まで). B.海象(海流、潮流、波浪、その他).

8.潜水病と圧力によって起きる各種症状.

 A.エアエンボリズム. B.減圧症. C.窒素酔い. D.酸素中毒. E.各種スクイズ.

9.加圧、減圧、変速浮上法と潜水での約束事.

10.アドバンスで使われる器材と教材の使い方及び各説明.

 A.コンパスと副教材. B.浮上法(漸昇式、階段式). C.サーチ&リカバリー法.

 D.ライトサイン法. E.ディープダイブの約束事ときまり.

実技内容

1日目 午後よりプールにて

 1.ウェィト調整後、6m潜水.

  ヘッドファースト、フットファースト、ノーウェィト潜水6m.

 2.コントロールドスキップ呼吸の練習.

 3.ホバリングの練習(3m、4m、5m停止と呼吸だけによる昇降).

 4.ナビゲーションの為のフィンワークの練習.


2日目 午前:ボート.

 コンパスの使い方と副教材の使用法並びに水中での直進法の練習.

     午後:ボート.

 3ポイントナビゲーション(ビタガ根).


3日目 午前:ボート.

 4ポイントナビゲーション(ソーダイ根).

     午後:ボート.

 サーチ&リカバリー(サルベージ)  ビタガ根又はソーダイ根.

                BCとウェィトセット4kg〜5kgを回収.


4日目 午前:ボート.

 ディープダイビング.

 ディープダイブのプランに従い、40m〜以深の潜水を行う.

      夜:ビーチ.

 ナイトダイビング(日没より1時間経過後に潜水開始).

 ライトの使い方を覚える(ライトアップ、バディライト、アセントライト、その他).

 ライトサインに従いつつ潜水し、かつ移動し中途にて浮上及び潜降する.

 この時、ナイトダイビングの約束事を励行する.

修了

 うまく出来ない内容は繰り返し練習.・・・別途.