ディープダイビングスペシャリティ Deep-diving Speciality

2日コース 1日目:講義とプール実技  2日目:午前ボート、午後ボート
ディープダイビングを行うには下記の内容にて座学とトレーニングを受けなければなりません。
尚、時間の都合で出来なかった場合、知識に於いては一問一答となり、プール実技の場合は、
後日、必要に応じて受けて頂きます。

座学

  基本の潜水物理学、潜水化学、潜水生理学、潜水循環器学、潜水心理学.
  中性浮力の重要性と器材等の水中重量計算.
  海洋気象、流体力学、海流と潮流.
  ダイブテーブルの成り立ち、ダイブテーブルの使い方と、どのテーブルを使うか.
  1本目のディープと2本目以降のディープダイビング.
  窒素酔いと酸素中毒とは及びそのメカニズムと離脱法.
  二酸化炭素中毒、酸素過剰による症状と回避法.
  大脳生理学と大脳心理学(視覚、聴覚他の5感的外因、内因では脳と内臓).
  減圧停止と安全停止及びやってはいけない停止と呼吸法.
  加圧、減圧、浮上論と減圧症とエアエンボリズムの発症過程及び発症後の症状.
  発症後の対策と治療、更に自己治癒潜水法について.
  ダイブコンピータの構造とシステム及び仲良く付き合う方法.
  その他、ディープダイビングに関係する要綱と約束事及びディープでの緊急回避浮上法.

プール

  3点セットの基本使用法.
 コントロールドフィンキック法.
 中性浮力の取り方 基本と応用編.
この段階で中性浮力の取れない方は海洋の実習には入れません。
 海洋の実習をプール講習に振り替える為、講習が1日以上増えてしまいます。
 この場合、実習費は追加となります。

 コントロールドスキップブリーディング(呼吸法)
 潜降法と深い水深での浮上法の練習.
 重器材の脱着.(必要に応じて)
 3m、4m、5mでの完全停止と呼吸による昇降(無策).
 緊急浮上法 スイミング、ボイアント、ポディティブボイアントの各アセント法.

海洋では40m以上の減圧停止の必要な潜水訓練.

 
深い水深での浮上法と中途停止点での対処法.
 ダイブコンピュータは補足に使うだけで、実際には別途ダイブテーブルに従います。
 訓練の内容によっては60m〜までの潜水訓練(適性の有る者のみ).
  適性の無い方は減圧症自己治癒潜水法は習得出来ません。
 講習修了者は1本目40m、2本目の60m潜水コース、60m2本の潜水コースに参加出来ます。

詳しい資料は差し上げることは出来ません。受講生のみとなります。
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注意:プールに於いての実習の出来具合、海洋に於いての潜降中に不安の為に躊躇し、所定の時間内
      に潜れない場合は中途にて講習及び指導を中止致します。この場合、掛かった費用のみを清算
    して、講習を終了致します。(この場合、実技のみ再受講となります)
金額:プール・座学(資料共)14,000円  海洋2ダイブ(1本のみディープ)18,000円
   海洋1ダイブ 12,000円
合計 32,000円 食事別 (宿泊 クラブハウスのみ無料)
本講習は随時行なっておりませんのでお問い合わせ下さい。尚、既に減圧症の疑いの有る方は
 事前にその症状等をお教え下さい。これは、その事によって心理的な要因が働き、自然にディープ
 潜水等を拒絶する方がおられる為に心理面でのカンファレンスが必要となります。
 このカンファレンスが終わらない限り、お受けする事は出来ません。

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不安な方は1日目と2日目を別の日に受けるか、間を空けて受ける事をお勧め致します。
 この場合、自宅学習及びダイビングに於けるイメージコントロール法を指導致します。
このコースとは、本気で受けて見たい方及びプロの方のみのディープSPです。
内容に対して疑っている方は受講しない方が賢明ですのでお断り致します。
他団体(PADI.NAUI.NASDIS,SSI,BSAC,各国内団体)でのディープSPとの互換性は有りません。
 ただし、プロダイバー養成のカリキュラムとなっていますので選択する場合はご考慮下さい。

                                                           PROTECS JAPAN