ダイブマスタースクールの講習内容


当スクール卒業生 4日間+講義1日

他のスクール卒業生 5日間〜6日間+講義1日    連続した即席コースは有りません。

☆クラブリーダー・ダイブリーダーとして必要な項目.
  1. 潜水に関しての生理的現象や物理的現象をよく理解し、リーダーとして適切なアドバイスが与えられ、かつ事前に対応しうる知識の把握.
  2. 緊急事態が発生した場合の状況判断、対処、事後処理を正しく行える知識.
  3. 減圧停止を必要とする潜水を安全に行い得る能力.(減圧表の性格を正しく理解し、無減圧潜水の範囲内で繰り返し潜水プランを作成したり、減圧停止を必要とする潜水プランを作成するための知識と減圧表の使用法).
  4. 潜水装備の知識と応急処置.
  5. 海況判断(シーマンシップ).
  6. 潜水テーマに関する自分の考え方を発表出来る能力.

1.潜水に起因する各種障害.

 @呼吸器、気体に関する障害. A潜降中の圧力の影響(直接、間接)による障害.

 B浮上中の圧力の影響による障害. Cその他(精神面及び外因、内因性又は 

  外傷性)の障害.

2.救急法とダイビングレスキュー.

 @救急法の一般的な知識. A潜水における事故、溺死の要因. B相互救助能力

  を持ったバディの必要性. C潜水中の事故と救助の実際. D人工呼吸法(呼気

  蘇生法の実際). E心臓マッサージ. F心肺蘇生法. Gショック. H傷

 Iその他の救急処置.

3.減圧症の予防と対策.

 @発症の一般的プロセス. A減圧症の理解に必要な知識. B潜在する危険性.

 C症状.  D防止対策. E処置対策. F減圧停止及びその他の注意.

 Gその他の注意. a.減圧理論と浮上理論. b.漸昇式浮上法と階段式浮上法.

4.減圧表の使い方とダイブコンピュータ.

 @USネイビーテーブル. Aイギリス(RNPL)海軍生理学研究所テーブル.

 B労働省潜水士必携減圧表. Cダイブコンピュータの比較と構造. 

5.潜水装備の故障と対策・整備法.

6.海況判断(気象、海象).

 @気象の知識. A日本付近の天気図型. B気象注意報、警報、情報.

 C海上気象. D海流. E潮流. F波. G海況判断とは.

7.海図の見方及び海底マップの作成法.

8.潜水計画とグループコントロール法.

 @潜水計画のプランニング法. Aグループリーダーとしての心得. 

 B水中でのフォーメイション.

9.ダイブマスターの講習で行われる内容の説明.

実技内容

1日〜2日 当卒業生以外は不足分講習.


1日目 午前:ボート.

 ダイブプランニングとディープダイブ. 50m〜60m潜水と完全減圧停止 無策にて.

     午後:ボート.

 減圧理論と階段式浮上法に従って.


2日目 午前:ボート.

 コンパス&ナチュラルナビゲーション より遠くの距離を海底マップ上で移動する.

     午後:ボート.

 コンパス&ナチュラルナビゲーションでサーチするレスキューコンビネーション.


3日目 午前:ボート.

 グループコントロール法(水中で). アシスト又はサブリーダーとして.

     午後:ボート.

 海底マップ作成法.


4日目 午前:ボート.

 グループコントロール法(水中で). アシスト又はサブリーダーとして.

     午後:ボート.

 海底マップ作成法.


コース内で追加にて練習が出来ます.

修了後は水中ガイドになる為のコースへ参加出来ます.

又、希望者はオープンウォータースクール講習法習得の為のオブザーバー参加が

出来ます。 

◎コース全てがテスト兼研修と成っていますので内容を習得し修了しなければカードの発行は
  致しません。また、不足とされる部分は講習にての補講を受けて頂きます。