伊豆山神社最新の催し物、出版物、祭祀の御案内

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最新の出版物 
伊豆山神社社務所にて頒布しております。(頒布価格500円)
ご参拝の折りにお買い求め下さい。

【走湯山縁起】【伊豆山略縁起】他の資料により、子供から大人まで幅広く解り易い形で説明してあります。伊豆山神社は元々伊豆権現/走湯権現/伊豆社/走湯社/伊豆御宮と称され、地域全体を伊豆山と称し、伊豆山権現及び走湯山権現と親しみ易く言われておりました。全国各地方や末社では走井権現/走井天神/走り明神/走井殿/伊豆之御子社と多くの別称名を持ち 、青森県から福岡県、宮崎県までの地域に散在して謎に包まれております。その中で何と新潟県の佐渡島にも数社あるのです。更に摂社雷電社は鎌倉時代から江戸時代まで光の宮とも呼ばれておりました。 明治の神仏分離令以後、一部祭祀神を伊豆山神としておりましたが、今回では本来の権現社祭祀神及び垂迹仏までを網羅しております。益々、伊豆山が面白くなります!

下記は挿絵の一部のみで、本文とその他の挿絵はお買い上げの上御覧下さい。
 


他への転載を禁ず.

応神天皇の時代から存在していた伊豆国に一大異変が生じます。それは、大化の改新(乙巳の変)後に伊豆国が一時廃絶、駿河国に吸収統合されます。この時の旧伊豆国管理庁は大仁の田京。廃絶以前の伊豆国の国府は阿多美、国府庁は伊豆山の伊豆権現/走湯権現管理・預かりでは無かったでしょうか? 36年後、伊豆国再建国後には国府を三島に設置する事で、伊豆権現/走湯権現は多難な時代へと入る事となります。これは海上交通・交易から陸上交通・交易への幕開け的変革、また国家統制と律令制度移行だったのです。今回発行の小冊子では、伊豆山の斎山(齋宮)としての痕跡を解り易く垣間見る事が出来るものです。日本において、早くに建国された国の消滅や一時廃絶は伊豆国だけなのです。不思議と思いませんか?

旧伊豆国の国府は阿多美(見)、国府庁が伊豆権現/走湯権現として見ましたが、熱海の海底に眠る大規模港湾都市(造船所、修理用ドック、大桟橋、大灯台、集落跡、神社祭祀跡、大小の湊、そして大小の船の出入り)が有るからにほかなりません。

「熱海の海底遺跡保存会」