伊豆山神社全国末社・想定社一覧
【伊豆神社・伊豆社・走湯神社・走湯社・走り井神社・走井天神・走り明神の総本社です】
この社は走湯山縁起他の文献により何度となく祭祀神を変えたとあり、女性神を祀っていた痕跡も数多く、判る所だけを赤色で
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遠野物語の里から
瀬織津姫祭祀──光と闇のフォトブック
をご覧下さい。 末社、論社、客人社や特殊な例等が有りますが、時代と共に祭神名が変えられている所も有ります。明らかに伊豆神社/走湯神社及び権現社と思われるもの、祭神名から推定した神社も有ります。走り明神、走井宮、走井天神等も含めました。尚、他社境内社、他社境外社、他社摂社、勧請社、合祀社も含みます。 久伊豆神社が伊豆権現(伊豆神社)に似ていると言われるのは、久伊豆神社の玉敷神社が総本社格としており、この神社の変遷に問題がある為である。この神社の旧故地は小野篁(たかむら)一族所領の土地で、この玉敷神社の古社に瀬織津姫命(走り井明神:秋田県湯沢市雄勝町二ツ森)(小野小町ゆかり)を祀っていたとも言われている。更に、武蔵国一宮・小野神社の神も府中市若松町の人見稲荷神社と同様な二柱の天下春命、瀬織津比当スを祀っている。 玉敷神社(久伊豆神社)に手を合わせて拝むと→伊豆・走湯権現に拝む事となり→富士山にも拝む事となる。伊勢宮の地主神及び天照大御神の荒魂は瀬織津姫神とも言われており、更に出雲神ともされる。 玉敷神社(久伊豆神社)の前身は伊豆山龍花院法音寺(平安時代創建)であったとされており、その境内にあったものと推察できる。ここでの伊豆山とは寺の山号で、唯一使用出来るのが伊豆権現と走湯権現系の寺社だけであった。『吾妻鏡』建久5年(1194)6月30日条によれば大河戸御厨と伊豆宮神人との間で争論が起きている。【中世の村のかたちと暮らし 原田信男 角川選書】と書かれているが伊豆宮とは伊豆・走湯権現(伊豆山神社)の神人と思われ、間違っても久伊豆神社の神人では無いのだが、久伊豆(玉敷)神社=伊豆・走湯権現=伊豆山龍花院法音寺派であれは・・・、この限りではない。
一覧表を見て、お住まいの近くにも有る方、知っている方はご連絡を下さいます様お願いを申し上げます。尚、旧来より伊豆山神社は神仏習合(混淆)でしたので、お寺に伊豆山と言う山号を冠している場合も御座います。名称等は伊豆神社/権現、走湯神社/権現、八竜(龍)神社/権現、伊豆社、走湯社、伊豆佐比賣神社、伊豆奈神社/権現、伊豆山○○院○○寺等の名称で各地に有ります。古来ではお寺の中に神社の石祠等をお祀りしておりました。 |