熱海の海底より回収した遺物

           ここに有る回収遺物は海底の遺跡調査の為に引き揚げたほんの一部の遺物です。
           海底の地質調査、GPSを使った詳細海底図・3D海底図、並びに海底の岩礁組成、
           岩質、泥質、砂質他の調査完了まで引き揚げは有りません。地質等調査完了後に
           遺物の詳細分布配置図作成の後、遺物等の引き揚げと発掘を考えています。
           東海大学海洋学部 海洋地質学専攻 根元 謙次教授の下、地質全般の調査中

          
熱海の海底遺跡詳細海底図(東海大学海洋学部海洋資源学科根元教授提供)

2002年11月10日回収の「碇石」 沈船とビタガ根の間、水深23m付近
                                             百畳敷西の端
   
中央に碇身を添える為の溝及び縄で縛っていた痕を確認。 重さ17s

この碇石は熱海市教育委員会に預けて有ります。


2002年11月17日にソーダイ根(東の鼻中央)にて回収 碇身の痕が無い。
伊豆山神社に預けてあります。
 

海底に有る状態


長い間、この海底に有った為か周囲と同化している。 H15年1月2日撮影


2003年2月8日回収遺物(沈船下付近30m)  拡大版 2003年2月21日伊豆山神社に預ける。

4ヶ所のカットと2面のテーパー付け  祠の壁部分か?     かまぼこ型の碇石?


國次の作業風景    上の祠の壁?           碇石?               中山氏

2003年2月16日回収遺物 (沈船下付近)

上側から見ると角部分の様な!!


裏側にはクボミがあり、どこかに載っていた様な。
2003年2月21日伊豆山神社に預ける。

2003年2月23日回収(沈船下付近)
 
   構造物の一部         バラバラになったかけら

2003年5月24日、25日引き揚げ 沈船横(石畳北側水深27〜29m)
  
  熱海型と思われる碇石        祠の一部        破損遺物(屋根型?)
             

    ビタガ根 西の尾根水深14m3月9日引き揚げ     熱海型 ソーダイ根8〜9m5月24日引き揚げ

破損遺物(屋根型?)発見の場所で大量の石構造物の破片が見つかり、今後の引き揚げによって形態が明らかにされると期待されます。

2003年6月01日回収の杭石?  良く似た石が鎌倉に有ります。リンク先へ


沈船とビタガ根一の根の中間 水深23m 境界線の石杭か?

6月08日方形石畳下側にて加工石を発見したが何なのか分からず? 多分、碇木のパーツでは!!

2003年8月2日ハッソク根で素焼きの壷を発見、8月6日に回収しました。 伊豆山神社保管
  
  
台風10号通過の為、慌てて回収しました。 肩より上の部分が破損の状態。

2003年8月19日ビタガ根2の根横水深17mより引き揚げ


小型 長さ53p×6.8p角 特徴の有る碇石


2002年7月2日に回収した加工石です。
  7月3日に伊豆山神社(走湯山)に預けております。
  近い方は見に行って下さい。
回収遺物の所見報告書が佐賀県立名護屋城博物館 学芸員 M.M氏
より上がって参りました。 しかし、ホームページにて報告書の開示が全て出来
ませんが伊豆山神社、般若院、また各会員に配布してありますのでそちらで
見て頂くようお願い致します。(近々発表出来ると思います)
:学芸員 M.M氏と記しましたのは当面の間、回収物情報及び風評を考慮したものです。






                                   黄色い枠の中の2つを回収
かなりの破片が落ちていますが、大変に重量があり回収は今後の課題です。
見ずらい場合は取り込んで映像処理して見て下さいね(^^ゞ

下記の鳥居の一部では?    (○の部分)


               宮武 正登氏資料より

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