【「スキューバダイバー」自分の身を守る為の予備知識】 study-four_jからの続きです。

s.減圧症・空気塞栓症治療 情報が有り次第追加・加筆致します。
   Decompression Sickness 、Airembolism
 
筆者の減圧症経験談も下部 の減圧症自己治癒潜水法の中に記載致しました。

 減圧症の項に詳しく症状等も出ていますので確認をして下さい。

減圧症タイプ別分類表

           【上記の図をクリックすると拡大図が見れます

T型の関節及び筋肉症状では一般にベンズ(Bends)と言われ、U型の脊椎型、メニエール型、チョークス型の中枢神経型と、脳型の神経障害等があるが、共に早く医療用高圧チャンバーに入り、減圧症の治療をする事を薦める。

皮膚型 

皮膚の発疹、かゆみ、重度の場合は大理石斑(毛細血管が閉塞、血管が膨潤し多角形の模様状になる)

皮膚型の症状では、重度の大理石斑ともなると医療用高圧チャンバーに入る事を進めるが、この他の皮膚型では問題は残らないとして、様子を見る場合が大半である。

毛細血管の静脈側に閉塞が起きている為、時間と共に圧力を持った窒素が放出されるとして
いる。

しかし、大理石斑ともなると、圧力を持った窒素の量が多いとして医療用高気圧チャンバーに入り、加圧して徐々に抜く事を薦めている。

さて、この皮膚型減圧症で気になる事は同じ様な症状が低体温時の皮膚に出る事だ。

体温が低下すると、毛細血管を閉塞して体温の逃げるのを防いでいるが、ずっと塞いでいるのでは無く、定時的に僅かだが酸素と栄養分を運んでいる。

体温の低下が著しい場合は大理石斑の様な模様も呈する為に、単に皮膚型減圧症と捉えて良いかが疑問とされる。

だが、テーブルを超過した潜水で皮膚の弱い部分への皮膚発疹、かゆみが出る事は間違い無い。

治療方法 様子を見ての対処療法.T型やU型の兆候がある場合は高圧治療に切り替え.
-------------------------------------------------------------------------

T型 関節症状及び筋肉症状

T型の場合、まず関節では多く動かす肘や肩の付け根、膝や股関節、手首や足首にも出る様で、関節周囲の痛み、かゆみ、むず痒さ、鈍痛等が報告されている。

筋肉に於いても力を入れる筋肉の罹患が最も多く、かゆみ、むず痒さ、鈍痛、虫が走る様な違和感等がある。

最近では筋肉の組織内で血漿蛋白に窒素の結び付きが原因ではとして考えている。

血漿蛋白は動脈側毛細血管より血管浸透膜を経て筋肉組織内へ取りこまれるが、ダイビング時の窒素過大によって血漿蛋白と窒素が結び付き肥大化する事で浮上時に静脈側毛細血管の浸透膜及びリンパ管を通過出来なくなり、浮上する事で、より膨大化して筋肉組織内の周辺組織の圧迫が始まり筋肉痛が始まる。この、考え方は関節での細胞組織にも当てはまる。

ただし、筋肉に激痛や疼痛・鈍痛・しびれ等が有る場合、関節部の圧迫や接触による神経障害か、頸椎からの神経の関与を伴うものかでT型とU型とに分かれるが、関節の動きによる痛みの場合はT型関節系減圧症で有り、間接的な神経支配による筋肉の痛みと見る。

治療方法 医療用高気圧チャンバーにての治療に依存.
-------------------------------------------------------------------------

U型 脊髄型::自律神経全般に及び、運動機能や内臓の機能、骨格と筋肉機能にも及ぶ.

脳型:脳の神経(第1脳神経〜第12脳神経)障害(感覚器神経も含む)

脳型は皮膚の感覚障害、メニエル型:めまい や吐き気及びふらつき、チョークス型と言われる呼吸困難や胸痛、首や肩の筋肉痛等の多岐にわたる.

また、耳の聴覚異常、視覚異常、味覚異常、嗅覚異常もここに含まれる。

脊髄型は中枢神経型とも言われ、神経支配の全てに影響を与えるものであり、時として、T型と間違えられる場合もあるが、T型は一か所なのに脊髄・中枢神経型では複数の場所の発症が見て取れるのでU型と分かる。

脊髄・中枢神経型、メニエル型、チョークス型、脳型と分けて考えているが、発症している部位で分けているだけで大脳を含めた延髄・脊髄での骨格(筋肉含む)・内臓神経支配と神経支配 が末梢を含む血管系全域に及ぶ為、日常生活に 支障を来たす。

治療方法 医療用高気圧チャンバーにての治療に依存.
-------------------------------------------------------------------------

空気塞栓症(Air embolism)
では、肺から漏れた空気が動脈を通って脳へ運ばれると大変な事になってしまう。

脳の血管や脳幹等を塞いでしまうと、人間として機能しなくなるか、死亡する。

兎に角、早く医療用高圧チャンバーに入れる。また、呼吸困難を呈している場合は、酸素を急いで吸わせる。

空気塞栓症の発症はスキューバダイビングの中での傷害で最も危険であり、後遺障害も残り易い。

エアエンボリズムの治療(Ll.エアエンボリズム重複)

エアエンボリズムと分った時には酸素吸入を行いながらゲージ圧5kg/㎠を掛けれる高気圧治療用チャンバーを設置してある病院に急ぎ搬送しなければいけない。

しかし、エアエンボリズムが完全に治るかとすると難しいと言わざるを得ないが、発症水深が浅い場合は治る可能性は大きい。

この発症水深が浅い場合は6〜7m位を指し、それ以上の水深では治療結果として完治するのには難しさが残る為、注意したい。

空気による肺破裂により、色々な障害・傷害を抱えてしまうが、潜水内容によっては減圧症の誘発発症もしている可能性が有る為、注意を払いたい。

尚、自己治癒潜水法(減圧症・エアエンボリズム)でも治癒する事は可能だが、15m以深での罹患治癒には問題が有る。自己治癒潜水法での加圧圧力は7〜8気圧までは可能とするが、やはり15mを越えて18mでは問題 !

実質、10mを超えての息こらえ急浮上では肺は破裂して窒息や血管の閉塞を起し死に近いが、息苦しさの余りに若干は息を吐いているものだ。

その中で、深い水深からの浮上時に息こらえ的浮上をしてしまうと、肺は破裂しなくても肺そのものに損傷を与える為、浮上時の呼吸障害を伴う物となり、尚更に苦しくなり息を持続的に止める事となる。

仮に浮上後に本人に意識があれば、どの辺りの水深から急浮上したかを聞くべきだ。

治療方法 医療用高気圧チャンバーにての緊急治療に依存.


全国の医療用高気圧チャンバー設置病院はDAN JAPANのホームページで調べて下さい。
緊急の場合はDAN JAPANの電話口にて、その旨を伝えて対応して下さい。

治癒・治療方法として

1. 医療用高気圧チャンバーでのテーブル6とテーブル6Aを掲載するが、テーブル6では18m〜0mでの治療時間285分(4時間45分)となり、テーブル6Aでは50m〜0mでの治療時間350分(5時間50分)の長時間のチャンバー内滞在となる。

しかし、医療用高圧チャンバーに入ったからと言っても、完治する方は10〜20%内とも言われている。

2.民間治癒法(治療法)

民間に於いては医師法に抵触する為、治療と言う言葉は使えません.

ただし、医師との連絡方法を取りながらの場合は緊急回避的治療法として認められています.

A.旧来のふかし法(現地にての簡易水中治癒・治療法)

B.個人レベルの民間治癒法各種.(自己治癒潜水法もここに含まれる)

A.古くから地方の潜水従事者は医療用高圧チャンバー施設に行けない為、海での再圧治療を緊急回避として行っていた。

この方法を「ふかし」と言い、時間的には下のテーブルに沿った方法を取っていたが、長時間にわたる事でのサポートの大変さや、再圧されているダイバーも4時間以上6時間と長時間にわたって水中にいる為、体温の低下等でままならず、不完全な再圧の為に重度な後遺障害を残した場合もある。

最近では、国内の道路網も整備された事で、医療用高圧チャンバー施設のある病院にも早く行ける様になった事で、この「ふかし」又は「再圧ふかし」は殆どやっていない。

と、思われていたが、作業ダイバー仲間からの噂話として20年近く前に報告されていた。

内容は色々と有る様だが、やはりテーブル6とテーブル6Aを基にしている様であり、旧態の改竄前のトリートメントテーブルで、しかも、限りなく「ふかし」に近い治癒潜水法には間違いない。

尚、現在も減圧症の治癒潜水を行っていると思われるが、詳細は今一つ分らない。

B.この他に、個人個別の経験則による減圧症治癒潜水法が有る様だが、これも不確実な様で、完治報告は無い。つまり、減圧症の再発及び再再発が起きているのだろう。

「ふかし」で行われた場合、確率的に失敗例が多く、実情の報告が上がって来る事は、残念ながら皆無に近い。

「減圧症自己治癒潜水法」B.の項目に入ります。説明は下記に記載.

--------------------------------------------------------------------------

-----------------------------------------------------------------

 テーブル6では285分(4時間45分)、テーブル6Aでは350分(5時間50分)も掛るが、
t. 
減圧症自己治癒潜水法でのダイビング時間は35〜40分前後です。

世界に誇れる画期的で斬新な減圧症治癒方法なのです(*^_^*)

ただし、「減圧症自己治癒潜水法」を行う為には3〜4日間のスキルアップと潜水学全般の講習が有りますが、復帰潜水の為、及び安全な潜水を考える上に非常に大事な講習です。

再び減圧症にならない為の講習と思えば苦では無いと思います。

2回の治癒潜水でほぼ完治、又は数次の治癒潜水を行う為の設定プログラムが決まります。

3.「減圧症自己治癒潜水法」エアテクニカルダイビングの総集編です(*^_^*)

この治癒潜水法は國次 秀紀が1988年(昭和63年10月)独自に手を加えて作り上げた減圧症・空気塞栓症・高気圧傷害/障害・無菌性骨壊死の治癒の為の潜水法です。

「ふかし」的潜水法ではありません。ふかしとは治療用テーブルを使った長時間減圧です。

【減圧症自己治癒潜水法】/【空気塞栓症自己治癒潜水法】/【高気圧障害自己治癒潜水法】とは國次 秀紀(国次秀紀/Hidenori Kunitsugu)が考え出した独自のテーブル・知識・スキルに基づく高潜水(深深度酸素・窒素の低毒性)自己治癒潜水法を云います。

しかし、昨今の潜水界状況に於いて減圧症・高気圧障害治療用トリートメントテーブルを使ったもので無い為にふかしと見るしか出来ないとの意見でした。

つまり、簡易なふかしとして現状は普及するしかないのです。

旧来の任意に於ける減圧症治療【ふかし】潜水は旧来のままとして扱い、新規に【減圧症自己治癒潜水法】を周知させる為、現代風【ふかし】潜水として公表する事と致しました。

【減圧症自己治癒潜水法】は現在風ニュータイプの【新ふかし法/潜水】として一般周知を始めたのですが、名称に違和感があるとして正式名称を付記。

生体内圧(調整)減圧法:Pressure in vivo adjustment decompression method./Vacuum pressure of living adjustment.

生体内圧調整減圧潜水法:Decompression diving pressure of living adjustment.

生体内圧減圧潜水:Pressure in vivo decompression dive./Biological diving pressure reduction.

この内圧調整減圧法/内圧減圧潜水と言われる潜水方法は・・・
肺内R-L シャント[Inter(Intra)pulmonary R-L shunt]抑制と防止、体液リンパ環流に最重点を置いたユニークな体内圧誘導排出減圧法です。

RGBM:Reduced Gradient Bubble Model  :減圧時の生体ガス(極小バブルス窒素抱合体泡)膨張・拡散勾配泡モデル.

減圧症/空気塞栓症/無菌性骨壊死自己治癒潜水法ではRGBMアルゴリズムにも考慮していますが、減圧症や高気圧傷害・障害を治癒する点で更に高度に進化。

また、減圧症や高気圧傷害・障害に掛からない予防も大事ですが、偶然・必然的に罹患した場合の治癒・完治する方が大変に難しいのです。

注意:新ふかし法では35〜50分で深い水深設定と管理が難しい、旧ふかし法では3〜6時間で浅い水深設定と管理がしやすいが時間が長い為に多くの負担等の違いがあります。

加圧圧6気圧(50m)〜8気圧(70m)以内で減圧症・空気塞栓症の治癒に対して完璧に作用するが、医療用高気圧チャンバーと違って自らに潜らなければならない。

その為には、潜水生理学、潜水物理学、潜水の為の解剖学、潜水の為の心理学等、総合的な潜水学を学ばなくてはならない。

また、高深度潜水を行なう為の潜水技術も身に付ける必要がある。

尚、70mを超えて潜る場合は、緊急回避を含めた器材設定が必要となる。

「減圧症自己治癒潜水法」が出来る方は、安全にディープダイビングもこなせる方.

「減圧症自己治癒潜水法」では減圧症の発症原因も知る必要があるのです。

つまり、その症状によって潜る水深と、時間設定が違うのです。

とは言え、1本目の潜水時間は通常は40分以内ですが、最大でも50分以内です。

1本目のディープ/自己治癒潜水法と2本目のディープ/自己治癒潜水法ではテーブル設定が違います。

僧帽筋と首及び肩周りの痛みや鈍痛、重苦しさの減圧症はT型の筋肉型では有りません。最近判ったのですが、U型内の脳型副神経減圧症です。

タンク1本、40分以内の潜水で治癒します。ただし、むち打ちや頸椎に痛みの有る方は1〜3回位で治癒しますが、事前の頸椎・脊椎整体等をお勧め致します。
PROTECS JAPAN style 【Deep Diving SP/STSP】
当分の間、講習生の募集は致しません。
緊急の方のみご相談下さい。


潜水学(スキルと知識)全般の中より自己治癒潜水法を行う為のスキルと知識.

減圧症/空気塞栓症/無菌性骨壊死/高気圧加圧・減圧障害/その他の治癒.


a.耳抜きと潜降スピードの維持・安定性.

ストレスによる緊張の回避、潜降の為の可変ポジションの重要性.

ストレスによって顔が強張り耳抜きが出来なくなったりもします。普段から緊張を解す訓練をしましよう。

例えば、声を出す事も緊張を解す事であり、イメージコントロールでのダイビングをするとハッピーになると思う事も良い事です。

潜降の為の可変ポジションとは潜降をしていると体の向きによって水の抵抗が起きて潜降のスピードが減ってしまいます。

潜降する体の角度を修正して潜降のスピードを維持しますが、目線、胸及び膝、お尻を跳ね上げる動作で修正出来ます。また、右肩や左肩の向きを変えても修正が可能。

「減圧症自己治癒潜水法」を実践する為には1分間の潜降スピードは10m以上です。

水面から水深30m地点を通過する時間は3分以内となり、この時間的潜降スピードが厳守出来なければ、この治癒潜水法の実行は出来ないのです。

今までの耳抜き法が間違っている方は直すしかありませんが、適所適材の耳抜き法を覚えなければいけません。

出来る限り早く潜れる事がベストなのですが、海底での滞底時間が長い程、治癒効果があるのです。ただし、早く潜れても30mを超えて酸素中毒や窒素酔いに掛かる様では無意味となってしまいます。【耳抜き・浮き耳と仲良くなるページ】で耳抜き法を覚えて下さい。

    耳抜き  ストレス  ウエイトコントロールによる可変ポジション

b.30m以深での窒素酔い.

誰でもが水深30mを超えた辺りで窒素酔いに掛かっているが、個人差や呼吸数、キック数及び体の動きによって多少の差はあるが窒素酔いに掛かっている。

原因は脳内のストレスから来るものとされ、ディープダイビングそのものの不安や間違った暗示、暗所・閉所・高所等の不安が増大するにつれて脳内ストレスが増して脳脊髄液リンパが酸化方向に働く。

酸化の時に二酸化炭素も増えて脳内温度が上昇し、脳内圧も上昇する。

この酸化抑制と脳内温度低下及び脳内圧低減の為に大量の血液が必要となり、血液脳関門が開いて中・大量の血液を送り込む。この中・大量の血液を流す事で、脳内において
N2が脳内で作られる酵素と結び付いて笑気ガスNO又はN2O化(麻酔ガス)したと思われます。

尚、窒素酔いと思われがちな間違いはめまいと酔いの項目に書いてあります。

注意点 フィンキックに依存する方に顕著に表れます。
水深が20m前後でのめまいや恐怖心は窒素酔いでは無く、別の要因 下記d.を参照の事.

窒素酔い  めまいと酔い  ストレス  オーバーワーク  スキューバのスキル全般

c.30m〜40m以深での酸素中毒.

酸素中毒も窒素酔いとその発症は同じファクターとして表れて来るが、やはり、不安から来るストレス、オーバーキックからの血流量増大、呼吸や心拍の乱れなどが挙げられるが、直接的な原因は、総体なストレスによる血液脳関門の解放から来る血液量増大での脳内酸素過剰だ。

脳の拒否的頭痛や激痛で耐える事は皆無である。

さて、ここで厄介なのはフインキックに依存する方や、精神的な不安から来る血流量の多い方では酸素分圧が高い事での呼吸中枢慣れです。

酸素の分圧が高いままに暫く呼吸をしていると、呼吸中枢がその数値を覚えてしまう事なのですが、この時に既に軽い知覚の無い酸素中毒に掛かっている場合、浅い水深へ移動する事で息苦しくなり、過呼吸へと進んで行くのです。

この過呼吸とは深呼吸の様な形では無く、思いっきり吸いたい、思いっきり吸わなければ苦しくて仕方の無い、我慢の出来ない状態へと陥るのです。

更に浅い水深へと移動すると過換気的な呼吸、つまり、吸っていて息を吐けない様な状態へと向かいます。呼吸から来るパニック、又は意識の喪失が起きてしまいます。

酸素の分圧が高いが為に起きる症状ですので、海底に着底して足を止め、息を止める事で二酸化炭素分圧を上昇させ、その水深における適正な酸素と二酸化炭素分圧へ修正するのです。

この時に、フインキックをしたままに息は止めないで下さい。二酸化炭素を増やす事は同じなのですが、フインキックによって大静脈環流での大静脈管内圧が上昇して、心拍数の亢進が始まるのです。つまり、心臓が大きく打って(拍動)しまう為に呼吸所ではありません。

心臓の拍動増大が始まると脳内圧が上がり、それと共に体温も上がり意識が薄れて行こうとしますので首筋や顔を冷やさなければいけません。ウエットスーツなら胸元も冷やします。

既定の呼吸分圧にする為には、着底し、フインキックをせずに体を休めなければいけません。

ダイビング中の過呼吸過換気は丸っきり違う症状ですが、処置法はほぼ同じです。

注意点 フィンキックに依存する方に顕著に表れます。

酸素中毒   ストレスと脳    めまい と酔い   オーバーワーク  スキューバのスキル全般

d.精神的なストレスと水中空間認識.

ディープダイビングと言うと、殆どの方が危険だと言い、興味が有るけど否定的な意見を持っている。しかも、ディープダイビングについての詳細な知識も無いのに否定をするのだ。

ディープに行く為の知識が豊富で、スキルが上達するとなると、仮にディープに行かなくても安全なダイビングに対しての適正な意見が述べれる様になるでしょう。

ディープと言わず、ダイビングに於いては精神的な部分が全てを支配してしまう為に、自律的なマインドコントロールが必要なのです。

これは、陸上とは違い、水面や水中で呼吸をする事事態がストレスとなってしまうのです。

水に慣れ、ダイビングの器材にも慣れ、適正な使い方を覚える事がストレスの回避には重要な事なのです。

水中の空間認識に於いて、自分が現在どこに居るかの認識で、海底や水面からの距離を読み取る、根やダイバー間の距離を読み取る事はストレス回避には重要なのです。

距離感を読み取れないと、瞳孔が焦点を取ろうとして素早く収縮を繰り返して後頭部に画像又は映像を結ぼうとするのですが、像としての画像又は映像が作れないと分かると恐怖感へと変容します。時として、パニックにも結び付く為に大変に危険です。

水中で物を見る時には近くのものから見て、その後に遠くのものを見て下さい。

(瞳孔が焦点を取ろうとして素早く収縮を繰り返して=アクティブプリズム現象)
(恐怖感へと変容=右脳と左脳の関係)ストレスと脳パニックの心理に詳しく書いてあります。

ストレスと脳  めまい と酔い   パニックの心理  視力について  疲労とダイビング

ストレス関係はダイビング全般に及びます。潜水学総体の勉強をして下さい(^^ゞ

水深が20〜25m辺りでもオーバーキックでの二酸化炭素過剰による体温の上昇や、過呼吸での酸素過剰での体温低下及び脳内酸素過剰での脳内細胞抑制、更に窒素過剰による脳内笑気ガス化による幻覚が起きるが、これが空間認識の異常をきたす為に注意されたい。

この様な事態を回避する為にはオーバーキックを止めてBCによる中性浮力を的確に取り、水深に見合う呼吸を行う事で対処出来るのです。Q.呼吸法について学んで下さい。

e.水深15〜20mを超えた辺りからの浮力と保温力の消失と低下、バランスの失墜?

ウエットスーツで潜った場合、水深が深くなるにつれて浮力を失う為に、BCに空気を加給して浮力を確保する。

この浮力の消失はウエットスーツが水圧で圧迫されて縮み、浮力が無くなる為で、更に、ウエットスーツが浮力だけで無く、保温力も、水中でのバランスまでもを失う事となる。

色々な生地厚のウエットスーツが存在するが、3o厚のウエットスーツでは水深12〜15m位で浮力と保温力を失い、遊泳のバランスを崩し易くなる。

では、5o厚のウエットスーツでは水深20〜25mで、浮力と保温力と、遊泳のバランスを崩してしまうのである。

ここで、言いたいのはウエットスーツの生地が持っている浮力を失うと、BCに空気を入れても遊泳のバランスが崩れてしまう為に、ウエイト設定やスキューバ装備のバランスにも配慮する必要があるのだ。特にディープダイビングと言われる水深30m以上の海底に於いては注意すべき課題である。

ウエットスーツの浮力を失った水深での浮力調整はBCとフインキックだけとなり、BCの適正浮力を作れない場合はフインキックに依存する事となる。

ディープダイビングでのフインキック依存は血流量増加が起き最も危険となる為、注意が必要だ。

尚、ドライスーツでもスクイズ気味で潜っていると同じ事が起きる為、ドライスーツ独特の扱い方に注意が必要である。

ウェット&ドライスーツ   ドライスーツ

f.水密度の増加による水の粘性と抵抗.

水深20mでの密度は水面の3倍となり、水深30mでは4倍、水深50mでは水面の6倍ともなって、水の粘性が強くなり、普通にフインキックしても前や上にも進まない事となる。

さて、この場合、BCを操作して浮力を確保する事で軽いキックで前や上にも動ける様になるが、移動中は水の抵抗が無い様にバランスを取り遊泳する。

水深50m、6気圧を超えると立ち泳ぎのダイバーは水の壁に押し返される様な錯覚に陥るが、それ程に水が重たいのである。

中性浮力が何なのかが分からないダイバーには危険な世界に映つり、その水深から離脱するにも、背中や足を引っ張られている錯覚に陥る。

フインキックに依存するダイバーはオーバーキックによるオーバーワークとなり、呼吸が乱れ、心拍数も上がり、危険な域へと進んでしまう事となる。

完全な中性浮力とフインコントロールを的確に覚えて頂きたい。

BCの操作は「ウエイトコントロール必携」のスキル編に記載してあるので見て頂きたいが、水深が20mを越えて行くと、オーバーキックでのオーバーワークは大変に危険な事となる。

潜水物理学を読み直して下さい。

g.空気密度の増加によるレギュレーター呼吸抵抗の増加.

水深が20mを超え、30m辺りになるとレギュレーターの呼吸抵抗が増えた事に気が付くが、意識的に呼吸のタイミングを乱さずに吸う事に気を払わなければいけない。

最新のレギュレーターには呼吸する時の抵抗が無い様に工夫はされているが、やはり水深が増すと吸引の抵抗が増えて来る。また、一度吸った空気の排出抵抗もあるのである。

オーバーキックによるオーバーワークで息が上がりだすと、レギュレーターからの吸引数も増え、過呼吸的過換気症状へと向かってしまう。

仮に向かわなくても呼吸上の酸素が足りないと心拍数を増やす事で補おうとする為に、ディープダイビングでの呼吸は特に気を付けなければいけない。

この過呼吸的な呼吸が起きると、窒素酔い酸素中毒が起きる為に過呼吸の原因となるフインキックやオーバーワークの動きを止めなければ収まらない。

ここでの注意はディープダイビングでの生理学的な部分で対応を認識し、克服しなければディープダイビングの出来るダイバーとは言えない。

ディープダイビングの第一歩は、オーバーキックとオーバーワークでの危険性の認識と回避法のマスターです。第二歩目は精神的なストレス回避なのです。

h.空気消費量に於ける潜水可能限界水深.

自らの経験と、スクール生、ガイドダイビングでのゲストの空気消費量から換算してみました。

 
空気消費量における最大潜水可能限界深度表→→
窒素酔い及び酸素中毒による限界.
  注意 上の図は目安としてありますが、表示された低い空気消費量であっても高深度潜水
     が出来るとは限りません。(空気消費量確認条件、潜水適正条件他があります)
     体の小さめな女性の方が有利に働き、筋骨隆々の男性が不利になります為、空気
     消費量計算では0〜30m潜水を数次回行った上での平均値です。

i.外圧によって血液サラサラの状態、体腔保護と関節内体液充当の作用.

減圧症と空気塞栓症の症状により加圧水深(6気圧〜8又は9気圧)が違う.

また、滞底時間設定も違う.

下の図はダイビングでの生理学的動きを表しているが、今までの窒素放出関係とCO2放出と排出の経路図です。

注意:CO2として静脈中を移動するのでは無く、分解して肺まで搬送されます。

(この図は呼吸法についての項と、「減圧症自己治癒潜水法」の項にも掲載してあります)

上の図を更に詳しくした図

下の図は血液環流とリンパ還流を表わしているが、この還流に乗り窒素が排出される。
今まではリンパ管を通した窒素の排出は考えていなかったが、リンパ管による間質液調整や細胞内液の水分調整をしている。T型減圧症に関係していると思われる。

この効果は水深が浅くても水圧による体液の圧迫移動があり、軽度な腰痛や関節痛などにも治癒性が有る様である。

また、椎間板ヘルニア(ギックリ腰)の方にも治癒効果がある。

体液の移動と、脊椎整体やリンパマッサージ的効果がある様で、更に、この体液の移動が減圧症や空気塞栓症の治癒効果を生み出している。

しかし、医師による臨床等をしていないが為に、一部のダイバーによって「減圧症自己治癒潜水法」として、効果の検証をしているのが現状だ。

現在では減圧症と言われる症状は「減圧症自己治癒潜水法」にて、全て完治の方向へ向かっている。(T型筋肉減圧症も治ります)

血液の循環  血液とは何?  ダイビング中とダイビング後の血液の状態って

潜水での脱水 リンパとリンパ管

j.離底からの急速浮上と一般浮上スピードの是非!?

ディープダイビングで海底に着底をすると、離底する時に離底しずらいのを知っているだろうか!?

別の例を取って見ると、潜水艦も同じ事が起きる様で、海底より離艦する時には大きく浮力を与えて海底より離底する。

密度の高い水中の環境では、その水の粘性が高い為に互いにくっ付ける作用がある様である。

ダイバーとて同じで離底する時はBCに給気して浮力を与えないと体が浮き上がらないのである。

この時に、フインキックをすると脚力には相当の負担が掛かり、上述したオーバーワークへと発展し、窒素酔いや酸素中毒、また、ディープダイビングでのやってはいけない呼吸の乱れが起きてしまう。

尚、浮上に際し、深い水深での浮上スピード、18m〜24mでの是非を問う場合が有るが、空気の体積膨張率は低いので問題とはされないと言いたいが、最近のテクニカルダイビングでのディープストップ論も出ていて、論議を醸し出している。

ただし、深い水深での浮上に際し、8m/min以下での浮上では、例えばダイブコンピュータに減圧表示が出ている場合だと減圧時間が増えて行く事に注意を払って頂きたい。

これは、吸収の遅い組織から中間的組織へと残留窒素の排出移行が始まっていて、一過性だが減圧時間が増えてしまう。

ただし、15m以浅の浅い水深へ移動すると、徐々に減って行くが、注意をしなければいけないのは、20m以深での浮上スピードと、20mから9mまでの浅い方への浮上時と、9mから水面までの間に減圧症に結びつける問題がある様で、この辺はブラックボックス的内容とも言える。

k.生理的停止点と酸素過多.酸素と二酸化炭素の役割、呼吸中枢とは!?


  危険とは生死に関わる事です!

ディープストップ 酸素中毒 ディープダイブ 呼吸法について

l.浮上に関わる諸問題.

潜性低酸素症によっての呼吸数増加と心拍数増加による事故と減圧症誘発.

ここで言う事故とは: 息苦しさによる急浮上でのエアエンボリズムや肺疾患(気胸等)、及び息の吐き過ぎから肺が過剰陰圧となって起きる急流入の海水での溺水と窒息。

ここで述べようとしているのは浮上中、特に水面に近くなる9m以浅での潜性低酸素症と言われる潜水してから浮上間際の処で起きる浅海低酸素症があるのと、スキューバダイバー特有の浮上時に起きる窒素放出過大及びオーバーキック・オーバーワークでの運動過による大静脈圧増大による心拍数増加だ。

まず、浅海低酸素症とはスキンダイバーなどで起きるとされるシャローウオーターブラックアウトと言われる浅海失神現象で、スキンダイビングの場合はハイパーベンチレーション(過剰換気)によって呼吸中枢の持つている呼気と吸気の欲求と抑制コントロールを強意思心理的に制御しているが、浮上タイミングのずれによって低酸素症を起こし意識を失う事を浅海低酸素性失神(シャローウオーターブラックアウト)と言うが、スキューバダイバーでも似た様な症状を起こすので説明したい。
   
スキューバ装備で水深5mを超えて20〜30分以上潜ると、血中の溶存酸素量が増えて行くが、時間が経つにつれて呼吸中枢がその血中溶存酸素と血中二酸化炭素を呼吸に於ける正常な数値と認識する事で、浮上時水深が浅くなるにつれて、レギュレーターからの供給空気圧低下(酸素分圧低下)に伴って血中の溶存酸素量不足を呼吸中枢が感知し、今まで認識していた数値へと戻そうとして吸気欲求による吸息筋を動かし、呼吸数の増大(酸素欲求)を図る。

これは、自分の意志とは違った働きであるが、呼吸中枢そのものが自立した自律神経であるが為に、そのままに従うと浅くて速い呼吸へと陥ってしまう。

この事が、余計に酸素不足を助長して失神へと導かれ、浅海低酸素症と同じ症状を呈する事となる。

仮に、その状態を我慢しても、呼吸中枢が更に酸素不足と訴え、脳内の溶存酸素低下に向かうと、今度は大脳から直に交感神経命令による心拍数の拍動増大命令が下ってしまうのである。(詳しくは下記の図と説明を参照)

呼吸が浅くて速く、酸素が十分に取れないと心拍数を上げて、血流量を増やす事で対応しようとする。

これは、共に生命維持にとっては重要な働きではあるが、拍動の増大は血圧を上げる事ともなり、拍動初動時の左心房・左心室の虚血を引き起こす発端ともなるのだ。

つまり、心臓麻痺心筋梗塞も引き起こしかねない事となる。

以上の事は、浮上中から水面に浮いてからも継続的に起きる為、浮上途中での失神、浮上後の失神、更にオーバーに言うと、浮上途中や水面で心臓麻痺や心筋梗塞を引き起こす為、この様な症状に遭遇したダイバーの大半は浮上途中や浮上後に沈んで行く。

大概、事故後の医師判断では呼吸不全による溺死や、心不全死等で解釈・説明される。

オーバーキックやオーバーワークをしているダイバーでは血液環流量が多い為に顕著に表れる為、特に中性浮力の取れない初心者的ダイバーには要注意な話である。

尚、過剰な呼吸によっても血液が冷やされて心臓麻痺心筋梗塞が起き、初心者ダイバーやドライスーツをスクイズぎみで使っているダイバーには耳の痛い話なのである。

原因は全てオーバーキックやオーバーワークが原因そのものであり、時として心臓虚血性一過的高血圧によりくも膜下出血脳溢血が起きる可能性がある。

と、ここまでは普通に語られる事で、ここからが減圧症誘発に関わる事の説明となる。

上述した内容に窒素の排出を加えて説明をして行くと・・・。

下記の図を見ながら説明をすると、潜水中は加圧によって窒素の吸収が体内の各細胞組織で行われる。しかし、加圧が終わり、浮上(減圧)を開始すると体内組織から逆に窒素の放出が静脈血管を介して始まる。

通常では単純に窒素が組織にどんどんと溶け込み吸収されるかと言うと、実はそうではなく複雑な段階を経て組織へと取り込まれる事を知らなければならない。

また、浮上に際しては窒素の放出が始まるが、吸収する時よりも放出する時間の方が長く掛かってしまうが何故だろうと疑問を持たなければいけない事となる。

ダイビングでは色々な水侵、高圧利尿、潜水反射等の現象が体内に起き、また、運動過多による水分の不足、つまり、脱水が起きて来るが、この生理的な脱水とダイビングでの特異な現象による脱水に悩まされるのである。(潜水での脱水の項を参照)


              
リンパ=間質液=血漿蛋白質を除いたもの. 
リンパとリンパ管

この図は窒素を多く含んだ血液が静脈を通り大静脈へ集まるが、運動量が多かったり、浮上のスピードが早いと大静脈へと掛かる大静脈管内圧が高まる事で心臓の拍動亢進が起きる。

大静脈管内圧を上げる要素はオーバーキックによるオーバーワークでの心拍数増大、浮上スピードが早い為の窒素ガスの膨張圧、脱水による血液粘度の上昇負荷、意図的な呼吸停止での二酸化炭素過剰と過呼吸での酸素分圧過剰等での心拍数増大がこれに当たります。

潜水目的を完了し、浮上時に於いて窒素は今までに吸収結合されていた組織から分離して、血漿を介して大静脈へ集まり、心臓を通過して肺から放出されるが、まず先に忘れてはいけないのは、潜水中の外水圧と体内圧の安定を図る為の【「ヘンリーの法則」圧力下に於ける気体の溶解】なのである。

勿論、この気体は窒素の事を指していて、この法則に従って窒素は吸収され組織と結合する事で外水圧と身体内の圧力の均衡・平衡を保とうとしている。

とは言え、一般のダイバーでは窒素の完全飽和までは達しない。

浮上時、実はこの窒素の放出や排出には外圧と身体内圧の崩れた分だけ窒素の排出勾配に沿って組織から放出し、肺から排出されるが、この肺からの排出が呼吸のリズムによってスムーズに排出されない。

更に、排出されずに僅かに排出圧を持った窒素は、再び血漿中に溶けて体内を循環する事となるのです。

さて、ここで問題となるのは再循環をしている窒素も含め、水深が浅くなるにつれて窒素は細胞組織内より血漿中に放出されるが、これが連続的な放出・排出勾配に沿ったもので、肺から排出されるまで体内を循環するのだ。

水深が浅くなり外水圧と身体内圧の差が大きくなってくると、窒素の放出勾配も大きくなって、浮上スピードが速くなると窒素が過飽和となり、窒素が血漿内と、身体細胞組織内で化学的反応を起こして発泡する。これが、浮上時の減圧症発症誘発(誘因発症)だ。

これまでのダイビング生理学では、リンパ管からの窒素の放出を語る事は無かったが、敢えて國次は【減圧症自己治癒潜水法】に於いてリンパ管からの窒素の放出がT型とU型の減圧症に無視出来ないものとして、更に浮上時に於ける血液の粘度の調整に上大静脈より流入する脂肪分を含んだリンパ液と、下半身の血液が肝臓を通る事で濾過されて、また肝臓で血漿蛋白質を産生追加された後、下大静脈から右心房で合流する事が微妙に関係するとみている。

各種各国の潜水のテーブルで定められた浮上スピードが決められているが、アメリカのUS・NAVYでは1993年2月以前は18m/min、2月以降は9m/minに変更され、他のテーブルでも改編や改竄が進んでいる。

現在ではダイブコンピュータが普及して、ダイブコンピュータ(ダイコン)の浮上スピードに従う方が大半だが、このダイコンも各社によって8〜10m/min(機種によっては12m/min)と曖昧だ。

しかし、本質的に考えなければならない根本的な原因要素は浮上時の呼吸と思われる。

吸気と呼気に於いて、この吸気と、吸気の後の一過性の息を止める動作に問題があると思われるが、この時に上を向けば自然に気道が開いて窒素は排出されるが、下を向いている時間が長いと、この時も窒素は肺胞から随時気道に向けて出ようとしているが、窒素の排出圧力が増して来ると、再び血漿中に溶けて左心房から左心室を経て全身を循環する事となる。

この時に、左心房・左心室に虚血が起きると、大脳から交感神経命令で左心房・左心室の拍動増大が起きるが、最初の初動は高血圧化して心臓に負担が掛かる。

つまり、この時に窒素の排出圧によって血管内圧が上がっていると、そのまま脳へと運ばれてしまい、血管内圧の低い脳内で気泡化が起きる。U型の減圧症発症誘発(誘因発症)と言える。

窒素は組織内から放出勾配に沿って連続的に血漿へと放出されるが、肺からの窒素の排出が少なければ大静脈血管内圧の増大が起きて、大静脈血流量増大圧力の掛ったまま心臓の右心房へと送られ、右心室を通って肺へと送られて、肺から排出されるのだが、全ての窒素が排出される訳では無く、一部は再び循環される。

さて、その前に、一般的に息の切れる、又は動悸の激しい様な運動等を行い大静脈圧過大になると、心臓の右心房・右心室と左心房・左心室の間に血流量での差圧が生まれて虚血と言われる状態が左心房と左心室に起きてしまうが、心臓の空打ちと言われる現象で心臓に負荷が掛かり痛みが走る事となる。

大脳からの交感神経を介した命令での左心房・左心室の拍動増大が起きるのだが、一過的瞬時に高血圧となり、徐々に通常血圧へと戻って行く。

と、二度も説明をしてしまったが、それ程に重大で危険と言わざるを得ないのだ。

兎に角、浮上時に息の切れる、動悸の激しくなるオーバーキックやオーバーワークは厳禁なのだ。ダイビングでの浮上時には大静脈圧過大が容易に起きる事を忘れてはならない。
 (窒素の放出・排出勾配とはペンケー[Behnke]によって表している勾配グラフです)

この現象はダイバーにとっては致命傷的要因で、浮上スピードが遅い速いでは無く、血管内圧が上がる事で減圧症の誘発を起こす原因ともなる。

特に、浮上スピードが遅いにも関わらず、浮上時にオーバーキックやオーバーワークで、上述の様な息苦しさが発生した場合は脳型中枢神経型メニエル型チョークス型等の減圧症を誘発する可能性がある。

浮上時に於いて、水深が浅かろうが深かろうが、ダイバー自身が減圧症の発症原因を誘導し、自らに発症している事となる。怖い怖い(笑)

浮上時に、万が一、息苦しさ動悸心臓が痛む体温が上がって気分が悪いめまい等があった場合は疑って掛かる必要があるが、フインキックを止めて体を休め胸や首筋を冷やす事で、動悸的息切れや苦しさは解消される。この現象は水深が9m以浅で起きる為に、一度、水深9mで停止して、呼吸を整えてから6〜3mの水深へと入って行く。

浮上中での窒素は、細胞組織から血漿中へ常時放出し、肺から排出しようとしているが、呼吸によってのみ排出が可能であり、無意識に下を向く時間が長かったり、息を止めている時間が長かったり、更に意識的に中性浮力の練習の為に息を止めていたりすると、大静脈圧過大・大静脈圧膨大となり危険となって行く。

これは、別にオーバーキックやオーバーワークをしなくても減圧症の誘発に起因する一つなのだ。

浮上時の目線は水平から水面に意識すべきで、特に気道の開放位置を覚えて水面を一定のリズムで向いていれば、別に息を吐かなくても膨張した窒素は勝手に排出されて行く。当然として下を向いている時は、肺を陰圧気味にしていれば問題は無い。

(大静脈圧過大・大静脈圧膨大となり危険→左心房・左心室の虚血→大脳→交感神経→心臓の拍動亢進[初動時に高血圧化、負荷減弱反射によって徐々に血圧が下がり安定する])初期時の高血圧化の時にU型の中枢神経型脳型メニエル他のU型減圧症発症.

脳型の副神経減圧障害として僧帽筋と首及び肩周辺の違和感も軽度の脳型ですが、最近まではT型の筋肉型減圧症と思われていました。

上記の言葉がこの【「スキューバダイバー」自分の身を守る為の予備知識】の中で何回出て来ただろうか!?

それ程にダイバーに取っては致命的な問題としなければならない項目だ!
浮上スピードや安全停止、ディープストップも含めた安全と減圧症に警鐘を鳴らすものです。


(気道の開放位置は緊急浮上の項に説明があります)

浮上時に於いて問題となるのはオーバーキックやオーバーワークと言ったが、回避する為には適切なるBCでの浮力調節であろう。浮力の調整が上手く行かない為にフインキックや手を使ったオーバーワークへと向かい、体が一定の垂直距離を上下したり、バランスを取る為に動きが大きくなるのだ。

この傾向は初心者から中級者辺りまでに見られ、また、減圧症に掛かっている事を見れば、一目瞭然だ。講習の低レベル化・簡略化が原因ともなっている。

尚、ガイドクラスやインストラクタークラスでの減圧症罹患では1日に複数回(3〜4回)の潜水をしている方で、浅いから大丈夫と思っている大半の方が減圧症に掛かっていると言っても過言では無い(又は隠れ減圧症患者)。ここに書かれている事を読めば目から鱗の話となる。


それ程に無知識と言いたいが、そうでは無くてマニアルにも、潜水医学の本にも、講演会等でも、今日まで語られる事が無かった事に起因する。知っているのは極々一握りのダイバーだけであり、敢えてこのページにて報告をする。

「変則的変速浮上法」を励行しよう(*^_^*)  潜降・浮上の項へ詳しく書いてあります。

「残留窒素低減(減衰)潜水・浮上法」この方法も上記の低減法の一つです。
残留窒素を低減させる為、排出誘導を行いながら浮上します。

潜降・浮上 呼吸法について 低酸素症 浮上時の重大問題!! 潜水での脱水(重要)

m.浮上後の対応.

充当体液の復帰と骨格に起きる注意、その他の注意点.

さて、
「減圧症自己治癒潜水法」や、一般的な水深が30mを超えたディープダイビング、並びに水深20m前後の通常のダイビングに於いても外圧からの圧迫によって体液の移動が起きて肋軟骨や関節内へと体液が充当されるが、水深が深ければ深い程、体液の移動量も多いと思われ、また、この体液(血漿とリンパ液、体細胞液)移動は血管を介して行われるために血液がサラサラの状態を作り、末梢血管や末梢組織までまんべんなく酸素や栄養分を運んでくれるのだ。

しかし、浮上を初めて水面に近くなるまでには大半の体液は元の潜水前状態へと戻って行くが、浮上後でも、この体液の一部は関節内等に残って折、徐々に元へと戻って行く。

浮上間際から暫くの間は、関節が浮き上がっている様な状態なので、この時に体への垂直荷重は避けたいのだ。

浮いている関節はゆっくりとだが正常な位置へと納まる為には垂直の荷重はぜひとも避けたい。

特に、腰痛や関節痛、神経痛、脊椎湾曲症、頚椎損傷を持っている方は尚更だ。

この事は潜水前の体の柔軟性と、潜水後での柔軟性が大幅に改善されているので、試して頂きたい。

深い水深へ潜ると血液がサラサラと言ったが、同じ効果はリンパ管内のリンパにも起きていてリンパマッサージの効果もある事を伝えて置きたいし、もう一つ付け加えれば、細胞組織内の残留窒素や血漿中の窒素と酸素(肺への低・高圧暴露によって僅かだが血漿中に酸素と二酸化炭素は溶ける)は人体から見ると異物と見られて白血球の増産が活発となるが、これは、免疫療法と同じ効果を持っている。

ダイビングを楽しみながら体の免疫が上がって健康にもなる事を分かって欲しい。

それと、高濃度の酸素には殺菌作用もあって、ダイバーは風邪を治しに海に潜るとまで言われるが、月に一度の潜りでは効果に期待は持てそうにもない(笑)

しかし、新陳代謝は通常の3倍までに上昇するので、体脂肪や、悪玉のコレステロール値の高い方にはうってつけなのだ。

この項では、血液サラサラ、リンパマッサージ、白血球が増えて免疫療法、酸素の殺菌作用、血液サラサラでの末梢細胞への栄養の補給と十分な酸素供給、新陳代謝が3倍にも上昇すると説明したが、これこそが減圧症や空気塞栓症の治癒には絶大なる効果を発揮する事となる。

血液とは何? ダイビング中とダイビング後の血液の状態って ダイビング後の物忘れ 

ダイビング後の異常な睡魔について 潜水での脱水(重要)

ディープダイビングに起きて来る諸問題を全て解決・理解しなければ減圧症の治癒はありえない。

減圧症経験談(筆者 國次 秀紀自身が経験した、経験している減圧症の部位と症状)

皮膚型 
皮膚の弱い部位にかゆみや虫が走る様なむず痒さを何度も感じる.(手の甲、おしり)

皮膚発疹型 皮膚に鳥肌状の発疹が出、寒さの様な疼痛を覚える.(腕の皮膚の弱い所)
この2種類は時間が経つにつれ消失したが、発疹型の時は次回の潜水浮上時に変則浮上を行う。その後、問題無し。

肘関節の減圧症(T型) 症状としては肘関節部の疼痛や内部の痒み、むず痒さ、鈍痛が継続的に起きる。肘に力の負荷やねじれを掛けると、周辺筋肉への鈍い痛みと、関節の痛みが数日間残る為に力仕事に問題を呈する。 減圧症自己治癒潜水法2回で完治.

首・肩周囲の僧帽筋凝りや重みを感じる(U型) 体温が上昇すると肩が張った様な凝りや重苦しさを感じる。風呂上がり、寝付き、運動等での体温上昇で起きるが、ほって置いても治らない。

肩のこりがひどくなると吐き気や気分の悪さが増し、倦怠感も増す。 
減圧症自己治癒潜水法1回で完治
.

急浮上における視神経障害(斜視) 車の運転が危険(片目運転に近い)となる。
眼球内エアエンボリズムともU型(脳型)とも言えない。あえて特定すればU型とした。

ゲストの吹上を止める為、急浮上にてカバーした時に起きる。(ゲストは何も無く回避)

翌日の朝起きた時に眼球内に白く丸い小さな点(泡状)が視界を遮る。暫く目を動かしていると視界から消失。その後、暫く立って視野の狭窄に気が付くが、徐々に広がる。
その後、正面左側45度から後方が見えなくなり固定。

左目斜視によって車の運転(かなり危険)や生活(直進歩行に困難)に支障をきたす。

急浮上による眼球内毛細血管への空気泡の発生による視野障害がカナダから報告済。
減圧症自己治癒潜水法1回で完治.

 

肩及び周辺筋肉への減圧症(T型)(現在経験中です(^^ゞ)
現在、筆者は必然的な状態で発症、肩及び周辺筋肉のT型減圧症に患っているが、その経過を説明すると・・・、発症は2008年11月某日で既に8ヶ月経っている。

その間に力仕事等を行うと肩に耐え難い痛みと周辺筋肉への鋭い痛みが現れる。

その為か寝返りも打てない程の痛みと違和感を覚え、この頃より腕の回転に伴う痛みがひどくなる。

この痛みは関節の痛みとも、筋肉の痛みのどちらかか判らない程の痛みで有り、時として気分が悪くなる程だ。

この時、腕を前側に水平に出すのには痛くは無いが、肩を上に挙げる、腕を横水平に挙げる事、肩や腕の回転はほぼ不可能となり、肩及び周囲筋肉の激痛と鈍痛が暫くの間残る。

手の両手中指(中節骨と基節骨)関節にむくみの様な腫れている感覚が常にある為、神経支配を疑う。

生活に支障が出ている為に1回目(6月21日)の減圧症自己治癒潜水法を行う。腕の挙げ下げや肩の回転が出来る様になり、痛みは半減するも痛み及び鈍痛、気分の悪さは残る。

力仕事は多少出来る様にはなったが完全では無い。力仕事で片腕をかばう為、体調に異変を生ず.

予定とすれば、後2回の減圧症自己治癒潜水法で完治の予定であり、現在も症状検証中。

無菌性骨壊死の心配もあるが、減圧症自己治癒潜水法での繰り返しで治癒可能とみており、心配はしていない。完治した折にはこの項で発表する。

第2回目(2009.8.16)の自己治癒潜水法を実施致しました
結果として肩周りの回転の回復は70%程度なのですが、以前の様な激痛は無くなり、一種しびれの様な痛みに変わりました。

また、腕の挙げ下げや腕の屈伸が楽になり力が有る程度掛けれる様になる。ただし、微妙な筋肉内の鈍痛感が残っていますが以前から比べると大変に楽です。肩の痛みや筋肉の痛みによっての気持ち悪さは無くなりました。

発症後より、肩を動かす事が苦痛でドライスーツ及びウエットスーツの着脱に激しい苦痛が生じ、更にタンクの着脱にも痛みと気分の悪さを生じる。

暫く放置していた事での骨組織や周辺組織への影響が有ったものと思われる。

2009年8月21日3回目の自己治癒潜水法を行う。経過としては90%回復。筋肉内のしびれ感は消失。ゆるい鈍痛的な違和感のみ残る。

この、処置で肩部位の特定な場所に起因する事が判断できる。これは、肩の一部周辺での発熱(内炎症による)によるもの。 力仕事が可能になる.

腕の屈伸や肩の回転での若干の痛みやしびれが有れどウエットスーツの着脱、更にタンクの着脱が可能となる。

これ以後何回かの潜水を試みたが肩の動きが多いとスーツの着脱及びタンクの着脱に痛みを生じるのだ。また、この痛みが原因で極度の疲労感が増すのである。

次回は4回目の自己治癒潜水法を実施しますが、肩関節への圧拍圧痛を取り除く事が最大の目標なのです。

圧拍圧痛さえ無ければ激痛は走りません。疼痛や鈍痛、しびれも無くなる筈なのです。根拠として、骨頭部の細胞への肉痩せや滑膜の肉痩せ、つまり、水分と栄養の補給が足りないのです。当然として、リンパ管の閉塞もある筈です。

自己治癒潜水法としての処置は、1.通常の潜降スピード、2.最大深度にて滞底時間を多く取り、血液サラサラ、体液の関節及び組織への充当を行い、3.浮上時間の調整で関節及び組織へと取り込んでいた体液の調整(加圧・減圧)排出をゆっくり行う予定です。

筆者のT型の肩減圧症は関節骨頭及び滑膜周辺に問題が有ると思われますが、肩可動部分の擦れによる発熱ではと思われる。滑膜部の異常か、骨頭の組織異常かも知れない。

腕から肩に掛けての圧拍(身体の支え等)では1〜3回の自己治癒潜水法が終わった後でも激痛が走る。が、為に右腕での体重の支えは激痛が起きる為に厳禁。罹患部位の判定可能。
就寝時の心臓の位置(血圧)によって肩の痛みが変化する。(就寝時の痛みによる寝返り)

4回目と5回目(2009年10月11日〜12日)の自己治癒潜水を行って来ました

4回目で殆ど問題は無くなりましたが、若干の肩関節部の痛みが有る為、5回目の自己治癒潜水を行い治癒状態の確認をしています。肩に近い上腕二頭筋部に軽い疼痛が残っていますが、肩の回転やねじりが可能となり、ウエットスーツやドライスーツの着脱に問題ありません。

また、器材(12ℓタンクにBC装着)の着脱も容易に出来るようになり、通常のダイビングライフへと戻りました。

ただし、肩に多少の痛みが有る為、暫く様子見ですが、発症より11ヶ月もの間様子を見ながらの自己治癒潜水の為に骨頭部の炎症が癒されるまで止むを得ないものと思われます。

完治率は98%位ですね(^^ゞ 暫くの間、様子を見て、完全完治を目指します。

言い忘れました(^^ゞ 肩への圧迫圧痛もほぼ軽減され、激痛等は起きませんが、若干の痛みが残っており、苦になる程の痛みでは有りません。

これも、暫くの様子見です。また、就寝時の血圧による寝苦しさも軽減され、寝付きが良くなりましたが、やはり様子見です。

そうそう、この肩の減圧症罹患時より精神的集中力が欠落していたのですが、ほぼ回復しました(*^_^*)

圧迫圧痛は罹患右腕に体重を掛けて痛みのチェックをするのですが、その時だけの鈍痛や疼痛程度です。

また、腕のねじり度では車のバック時に右腕片腕でのハンドルの切り返しが以前は出来なかったのですが、出来るようになりました(パワステ無し)

2009年11月12日 5回目の自己治癒潜水法を行ってから1ヶ月が過ぎましたので事後報告をしたいと思います。肩の違和感(弱い鈍痛や疼痛感)は残っており、上腕の二頭筋に若干の疼痛感が残っています。

ただ、そのままで変化も無く、つまり、悪くなる訳では無く、良くなる訳でも無いのです(笑) 

状態が固定していると言っても過言ではありません。次回の自己治癒潜水で消失するかが今回の課題です(^^ゞ


の部分は筋肉の痛みの範囲。

筋肉の激痛や鈍痛、しびれ等は神経に係る事で起きているが、頸椎からの神経支配では無く、肩の関節及び滑膜周囲から起きた炎症及び神経過敏によるものと思われる。

手及び一の腕、二の腕のしびれや痛み部位のによって、単にT型減圧症及び脊椎型であるU型減圧症を併発したものとして見る事が出来ますが、肩関節からの炎症や痛みによって肘から肩にかけての筋肉への激痛・疼痛・鈍痛・しびれ・腕の倦怠感も起きます。

一の腕(肩から肘まで)、二の腕(肘から手首まで)1603年日葡辞書に誤用、以後このまま。

脊髄神経支配からの痛みか、肩関節の間接関与神経支配かを見なければいけません。
これにより、加圧時間及び減圧・浮上手順の検討が必要となるからです。

T型の肩の減圧症の場合、ウエットスーツやドライスーツを着る時、器材の装着時に腕の屈伸やねじれによって肩及び一の腕(肩から肘まで)に激痛・鈍痛が走る為、また、痛みの為に寝返りがうてない為に極度の疲労感が増す。大変に生活感に危機を及ぼす。

T型肩の減圧症では上腕部の筋肉に対して激痛・疼痛・鈍痛・しびれ等が出て生活に少なからず影響を与えるが、これは股関節部の減圧症にも共通性がある。

ただし、無菌性骨壊死に於いては血流量及び運動量の多い股関節部の方が罹患し悪化するとみている。

今回は肩部位の減圧症を治癒するに対し、留意する点では脊椎系/中枢神経系/脳型との減圧症治癒方法を初心に帰って考慮熟考してみた。

それは、3回もの自己治癒減圧法を試みた結果、軽くはなったが一部に執拗に残っている事で、浮上スピードの数値修正が必要と見たからだ。

肩骨頭周辺に於ける極小毛細管及びリンパ管の極細管の閉塞部に対しての治癒効果を促し、細管を開放して水分調整や栄養の補給、また、細胞損傷部の免疫増加を促す事が必要とみている。つまり、罹患前の血流量に戻し、リンパ液(間質液)の圧正常化を目指すのだ。

4回目の自己治癒潜水法では、より厳格な修正浮上法による治癒を目指す。
(4〜5回目完了)詳細は上の項に記載。


減圧症自己治癒潜水法には免疫増強、造血、造骨、造細胞の刺激効果がある。

◎肩に発症したT型減圧症は、後1回ほどの治癒潜水となったが、2010年のダイビング業界が余りにも暇な為、現在では放置状態だ(笑) とは言え、仕事に支障も無く、また、力仕事や日常の生活での支障も無く、更に、罹患初期時には精神集中が出来ず、放置していた作図や文書思考的業務にも殆ど問題が無くなった。素晴らしい治癒効果だ。(2010.11.30記)

2011.12.09 近況報告
あと1回の治癒潜水(完治潜水)を敢えて残し、その症状の変化を見る事となって約1年ほど・・・。
右肩と右腕全体を見ていたが、やはり、体温の上がる夏及び疲れによる体調の変化によって微妙に痛みを感ずる様になった。

当初、肩の軽微な違和感だけで痛みも無かったが、最近では鈍痛的な軽微な痛みを感ずる様になった。この鈍痛的痛みの発症は今年(2011年)の暑さの中から始まったのだ。しかし、以前の様に集中力の欠落等は無く、また、中等度の筋力作業(スクーバタンクの運搬等)は出来たので良かったのだが、時として我慢の出来ない鈍痛的痛みに発展し、上腕の筋肉痛(針で刺すような)も感じた。結論的に言うと、軽微な症状だから大丈夫では無く、この鈍痛的痛みは無菌性骨壊死への進捗ではと思うほどだ。

この冬場(2011年12月〜2012年3月まで)には残された1回の完治潜水(自己治癒潜水法:設定水深65m、潜水時間凡そ45〜46分)を行おうと思っている(^_^.)
その時は完治報告を掲載致します。

-----------------------------------------------------------------.

「減圧症自己治癒潜水法」

【減圧症自己治癒潜水法】/【空気塞栓症自己治癒潜水法】/【高気圧障害自己治癒潜水法】とは國次 秀紀(国次秀紀/Hidenori Kunitsugu)が考え出した独自のテーブル・知識・スキルに基づく高潜水(深深度酸素・窒素の低毒性)自己治癒潜水法を云います。

通常のディープダイビング(50m〜60m/U.S.NAVY-table使用)では減圧症を治す効果は僅かしかありませんし、手違い等(浮上・減圧手順)で悪化や再発症してしまいます。

完全な治癒の場合は自己治癒潜水法(NDRDHKS or NDRKS table使用)しかありません。

旧来の任意に於ける減圧症治療【ふかし】潜水は旧来のままとして扱い、新規に【減圧症自己治癒潜水法】を周知させる為、現代風【ふかし】潜水として公表する事と致しました。

◎新ふかし法では35〜50分で深い水深設定 と管理が難しい。

1.水深の設定、潜降から着底までの時間設定。
2.着底から離底までの時間設定。
3.浮上手順と、減圧手順。
4.緊急時回避手順。必要な要員は1名から2名まで。尚、複数名の罹患者がいても要員は3名程度。(1.水深と時間及び全体管理者、2.罹患者の行動と誘導管理者、3.サポート及び緊急時回避誘導要員)

◎旧ふかし法では3〜6時間で浅い水深設定と管理がしやすいが時間が長い為に多くの負担等の違いがあります。

1.テーブル設定と水深設定、罹患者のセットと開始手順。
2.時間のワッチング(管理)と、罹患者の状態(体調)管理。
3.陸上/船上の管理者の交代及び罹患者の管理者の交代。
4.時間経過に伴い、減圧点の移動の為の作業者の必要性。他必要とする交代要員が3名〜6名程度必要。交代要員は潜水の出来る者。

5.最大の注意点は罹患者の体調管理と体温維持、及び水分と栄養の補給。


名称は【新ふかし法/潜水】又はニュータイプの【新ふかし法/潜水】とします。
New Decompression Recovery Dive by Hidenori Kunitsugu_Style=NDRDHKS or NDRKS
(New Decompression Recovery Dive by Kunitsugu Style)

【減圧症自己治癒潜水法】は現在風ニュータイプの【新ふかし法/潜水】として一般周知を始めたのですが、名称に違和感があるとして正式名称を付記。

生体内圧(調整)減圧法:Pressure in vivo adjustment decompression method./Vacuum pressure of living adjustment.

生体内圧調整減圧潜水法:Decompression diving pressure of living adjustment.

生体内圧減圧潜水:Pressure in vivo decompression dive./Biological diving pressure reduction.

この内圧調整減圧法/内圧減圧潜水と言われる潜水方法は・・・
肺内R-L シャント[Inter(Intra)pulmonary R-L shunt]抑制と防止、体液リンパ環流に最重点を置いたユニークな体内圧誘導排出減圧法です。

RGBM:Reduced Gradient Bubble Model  :減圧時の生体ガス(極小バブルス窒素抱合体泡)膨張・拡散勾配泡モデル.

減圧症/空気塞栓症/無菌性骨壊死自己治癒潜水法ではRGBMアルゴリズムにも考慮していますが、減圧症や高気圧傷害・障害を治癒する点で更に高度に進化。

また、減圧症や高気圧傷害・障害に掛からない予防も大事ですが、偶然・必然的に罹患した場合の治癒・完治する方が大変に難しいのです。

注意:新ふかし法では35〜50分で深い水深設定と管理が難しい、旧ふかし法では3〜6時
で 浅い水深設定と管理がしやすいが時間が長い為に多くの負担等の違いがあります。

当面の間、ニュータイプの【ふかし法/潜水】又は【新ふかし法/潜水】として参ります。
尚、ローデコンプレッション リカバリー(水深50m)、ハイ デコンプレッション リカバリー(水深60〜70m)の2種類と致します。テーブルは
Hidenori Kunitsugu_Styleのものを使用.
(NDRKSテーブルはディープテーブルの為、講習生のみ使用可能、一般公開は致しません)

旧タイプの【ふかし潜水】はUS NAVY のリカバリー用トリートメントテーブル(3〜6時間潜水)による。

この方法は12リットル200気圧のタンクを1本で行う物であり、時間にして35分〜40分程度、2本目のディープ潜水でも48分前後であり、1日2本のディープ潜水で十分に効果が上がる。

減圧症に罹患した者が自己治癒潜水法で潜った場合、1本から2本の潜水で80%の完治率となっていて、素晴らしい結果を出している。

國次 秀紀が考案した「減圧症自己治癒潜水法」での1日に対する潜水は3回〜4回行えるが、1回のインターバルに2時間から3時間ほど掛る。また、3本目は潜水時間が60分ほど掛り、4本目は80分以内とダブルタンク又は予備タンクが無いと潜れないが、高濃度酸素の80%を使う事で2割ほど時間の短縮が出来る。

しかし、「減圧症自己治癒潜水法」によって減圧症・空気塞栓症を治すのであれば、1日に2ダイブ、12L200気圧タンク2本以内の潜水で止めたい。充分に完治する事が出来るからだ。

ただ、大深度潜水を1日に3〜4回(以上)と言ったのは、目の前で減圧症が発症した場合に、「減圧症自己治癒潜水法」で即座に対応が出来るかと言う点であり、未だに行われていないが為、早急なる手順書を作る必要に迫られている。

さすがに人体実験は出来ないので、あらゆる潜水パターンでの減圧シミュレーションをしなければ、「減圧症自己治癒潜水法」へ組み込む事は出来ないのである。

当然、シミュレーションが完了したら、開発者自らがテスト潜水を敢行する。

仮に、この方法が確立されても一般への流用は出来ず、緊急の回避行為のみでしか行われる事は無いと思われる。

ただ、この方法を一握りのダイバーが知っているか知らないかで、安全潜水に対しての方向性の考え方が少しずつでも変わると思っている。

緊急時での高急速浮上と緊急高急速潜降、ソーツース、ヨーヨー潜水、リパースプロファイル、高深度と減圧潜水、一般潜水での危険と言われる高負荷テストダイビングで色々と検証。

お世話になったダイブコンピュータソフト「ダイブメモリーズ」のプラグインソフト「アクティブプランナー」の恩恵は素晴らしい。開発者の山田豊隆氏に感謝しております(*^_^*)

ここで言う12リットル200気圧タンク1本とは、空気消費量が15リットル以内で計算している為、空気消費量が15リットルを超える方には高深度である6気圧(50m)〜8気圧(70m)には行けない事となる。

これは、オーバーキックやオーバーワークにより諸所の問題が有る為で空気消費量における最大潜水可能限界深度表→→ 窒素酔い及び酸素中毒による限界の表を見て頂きたいが、この表とて國次の長年によるゲストダイバー及びスクール生徒他のデーターよりまとめたものとなる為、他に比較する物が無いので、単に参考にして頂きたい。

ただし、整体等(脊椎湾曲、頚椎損傷、股関節の異常、重度な腰痛)に問題のある方には効果が薄い為、まだまだ開発の余地がある。

これは、整体異常から来る症状なのか、減圧症から来る症状の判断がつきずらい為だ。

整体等(脊椎湾曲、頚椎損傷、股関節の異常、重度な腰痛)の修正はダイビングに於いても出来る事はあまり知られてはいないが、相当の効果がある。椎間板ヘルニア(ぎっくり腰)では30分の潜水で無痛で治ってしまう。(要施工法)

「減圧症自己治癒潜水法」の残留窒素減衰比率計算により、通常の潜水時での「残留窒素低減(減衰)潜水・浮上法」を見出しました。

これは、潜水後に高所の移動及び、飛行機搭乗に対して効果を発揮する物で、減圧症に罹患し、医療用高気圧チャンバーでの治療を行い、ある程度治った方の減圧症再発防止にも役立つものです。

とは言え、完治していれば良いのですが、不完全な状態での減圧症再発もありえます。

浮上間際の水中で高濃度酸素を吸わずとも残留窒素の低減は、空気呼吸によっても確実に行えます。

「残留窒素低減(減衰)潜水・浮上法」→残留窒素を低減させる為、排出誘導を行います。

プロテックスジャパンの「ディープSP講習」「ディープSTSP講習」

「減圧症自己治癒潜水法」の継承指導者とは(PROTECT JAPAN にて行います)

自己治癒潜水法を指導し、実際に実践をするダイバーなのですが、現在指導団体の指導者又は作業ダイバー事業所内での教育担当者を対象に行う自己治癒潜水法スキルと潜水学全般を学んだ方を指します。

潜水に対し、指導及び安全に誘導出来るリーダーを指していて、グループのカレントリーダー的役割を負います。

また、「減圧症自己治癒潜水法」実践に於いて全プログラムの管理をし、水深管理、時間の管理、潜降スピード、浮上スピード、停止点と停止時間の管理、横移動(残留窒素減衰)のスピード管理、海況/潜水状況管理、万が一の時の回避行動(高負荷となる大深度・浅海レスキューを含む)での総体管理者です。

リーダーであり、目印となるマーカー的役割なのです。

1名で出来る場合はカレントマーカーマスターと言い、2名で行う時はカレントマーカーと言います。

この他にサポートダイバーが入る場合には、その分担する役割によって名称が有ります。

PROTECT JAPAN  日本職業潜水技術・能力育成共同体チーム
Professional Scuba Diving Technical-Skill&Technical-Knowledge Education Community Team of JAPAN.
英語表記:
Japanese occupation diving technology / ability education community team.

分科委員会での内容は

A.【減圧症自己治癒潜水法】検証/継承・伝承委員会.
B.【残留窒素低減(減衰)潜水・浮上法】検証委員会.
C.【高度(水中蘇生と水中からの超安全な引き揚げ)レスキュー法】検証/継承・伝承委員会.
D.【潜水医科学(ダイブコンピュータ、免疫実証含む)】検証委員会.

@減圧症回避の為の潜水法を考える。1日2〜5本の繰り返し潜水の場合と、数日間複数回の繰り返し潜水での減圧症回避と対策(ダイブコンピュータによる残留窒素追跡と解析を含む)。

更に、残留窒素低減(減衰)潜水・浮上法の確立(実証済み).

Aエアエンボリズム(空気塞栓症)を発症しない浮上法と発症した時の対処と対策(指針の策定)。

B@での繰り返し潜水によって起きた減圧症発症の対策と、「減圧症自己治癒潜水法」での減圧症発症直後の対応と 、減圧症発症経時の過ぎた対応の仕方と対策。

C高所移動(飛行機搭乗)前の残留窒素低減(減衰)潜水の検証(高度別ダイコン残留窒素追跡)。

Dこの他にも検証する事は多々有りますが、複雑な潜水データーの収集もお願いしています。

E民間的免疫増加潜水療法の治癒法確立:癌、リンパ節異常、内臓機能障害等での白血球増加での免疫療法の調査と推進.(現在、内臓機能回復とリンパ節異常での潜水治癒法では好結果を得ています)

各委員会の中から、時間を掛けてダイビングでのニューリーダー育成を進めて参ります。
(
継承指導者とチームリーダー育成も含まれています)

参加意向の方はメール(pro-tecs@izu.biz)にてご連絡をお待ちしております。
尚、委員会参加は2つ以上をお願いしております。 國次 秀紀

この会で使用するマニアル(指導教書)として【「スキューバダイバー」自分の身を守る為の予備知識】を更に詳細解説図を付して編集した物を使う予定です。又、分科委員会会員登録を受けた方に提供されるWebTraining ManualSCUBA DIVERBack ground to protect one's bodyと、各分科委員会会員用掲示板も用意致しますが、IDとパスワードが必要となります。

ダイブコンピュータ使用での実際の潜水記録解析、ダイブコンピュータテーブルを使った色々な潜水シミュレーションによる減圧症発症解析と減圧症発症回避修正法、潜水後の高所移動(飛行機搭乗)による高度別過飽和シミュレーション、水中及び水面での高濃度酸素使用による窒素の洗い出し効果をシミュレーションし、その効果度の解析を行います。

使用するPCソフトは潟}イクロベース社 山田豊隆氏開発のダイブメモリーズ/アクティブプランナーを使って、解析して行きます。


u.危険な生物と手当法. 判る所から追加掲載します。

応急処置として.

お酢を掛けると良いもの

刺胞の破裂を防ぐ及び毒の中和作用、更にウニのトゲ(石灰質)を溶かす為。
ハブクラゲサンゴクロガヤシロガヤイイジマフクロウウニ、

ウニのトゲ取り湿布(石灰質を溶かす 及び毒の中和)などで、トゲが皮膚内に残りません。
トゲの入った傷口が塞がらない様にして、たっぷりのお酢で何度も湿布又は浸漬する事。

お酢を掛けてはいけないもの

刺胞細胞が破裂して、更に被害が広がる為で、刺激を与えてはいけないが、海水に浸漬して手で水をあおり洗い流しても良い。また、乾燥した細かい砂や砂糖、タルカンパウダー、小麦粉の粉で刺胞細胞の水分を取る事で、刺胞細胞を脱水させ発射させない効果あり。
カツオノエボシウンバチイソギンチャク(海蜂は毒性が強い為、触らない様に)

お湯に浸けると良いもの

タンパク質の毒を熱で分解不活性化するが、温度は60度以上で火傷しない程度のお湯に傷口を浸けて傷口をもみ洗いする。温度がぬるいと効果がありません。
オニヒトデガンガゼラッパウニシラヒゲウニミノカサゴオコゼ、ダルマオコゼゴンズイエイなど

切開して毒を絞り出すと良いもの

神経毒のもので、1に早く毒を絞り出す事。2にタンニンの多い茶渋、柿の葉を叩いてタンニンを煮出して傷口を万遍なく洗い及び湿布する。神経毒はタンニンで中和出来ます。

何も無ければ、タバコを水又はお湯を入れたカップに入れてタンニンを抽出し、湿布する。
イモガイ(アンボイナ、タガヤサンミナシ)ヒョウモンダコウミヘビなど

セロテープやガムテープを使うと良いもの

毒毛を取り除き、更にお酢で湿布し、トゲの一部を溶出すると効果的。
ウミケムシなど

蜂、蚊、毒虫に刺されたら...!、
イモガイ(アンボイナ、タガヤサンミナシ)、ヒョウモンダコ、ウミヘビの毒の吸い出しに!

インセクトポイズンリムーバー \1,050円安価です!

----------------------------------------------------------------

v.潜水用語と解説 準備中
 


ここまでの項目が完了した時点で組み換え編集致します。
 

TOPへ


独り言!!

小学校の時の潜り始めた頃をフッと思い出す事がある。

泳ぎが下手で、長く泳ぐと息が上がり溺れそうになっている自分を。

皆がサザエを取っている! 

自分も取りたい! 

しかし、泳げないし潜れない自分がそこに居た。

この時から自分の中の狩猟本能に気が付き目覚めた。

泳げないのにも関わらず、がむしゃらに潜ってサザエを取り、周囲の人達に潜れる自分を自慢もした。

しかし、泳ぎに関しては溺れそうな自分が常に横に居た。

最初は真下に有る物だけを取っていたのだが徐々に慣れてくると水中で横に移動するようになっていった。

真っすぐ潜ってもお尻から浮き上がるのに、横に移動すると背中から浮いてゆく自分に気が付く。

いつもだったら水面を移動するのに時間が掛かるのだが、この日は妙に早く岸に上がれた。

これ以後、まるで魔法に掛かった様に泳ぐ事が苦にならなくなっていた。

泳ぐ事が苦にならなくなると、ついつい沖合いに出てしまうものだ。

沖に出ると微妙な流れが有り、妙に体力を使い最初は体が温まるのだが途中から体が冷え、足がつる事が有った。

しかし、若さだろうか、無知の為に次に何が来るのかを知らなかった。

片足がつると、片足をかばう為に無理が起きて両足ともつってしまう。

両足がつるとバランスが取れず泳げないし、つった足が非常に痛い。

最初はつった痛い足を引きずりながら岸へ戻り、焚き火に当たったりして潜りを止めたりもした。

しかし、何度も繰り返している内に慣れて来るとつった足の治し方が判り、足のつりを治す為に海底へ沈んで行き、つり足の処置をするのだ! 

仮に両足がつっても治す事が可能となったが、どうしても治らない時が起きた・・・・・!? 

どうして治らない!?

この治している間は水面と海底への上下を繰り返して水面で呼吸をし、再び海底へ沈みながら、又海底でつった足のマッサージ等を繰り返していた。

治らない??? 

根気良くマッサージをしていると、片足が少しだけ楽になったので岸に向かって移動を開始したが、少しでも無理をすると再び足がつりそうなのである。

そ〜っと、そ〜っと、じわじわと岸に向かい、岸から陸地に上がろうとしたら腰が立たない事に気が付いた!?

そう、腰が立たないのだ!?

まるで腰が萎えた様で、はいづって陸地へと移動した。

これでは爬虫類と同じだ?

なぜ〜大疑問?

焚き火に当たり、身体を温めると足のつりも腰の状態も治ったが、これってトカゲと同じ、海イグアナとそっくりだ〜(笑)

・・・・・・・・・つづく

最後まで目を通して頂いて有難う御座いました。國次(国次) 秀紀

HOME(「スキューバダイバー」)    このページのトップへ  PROTECS JAPAN HOME

【「スキューバダイバー」自分の身を守る為の予備知識】  この項で終わり