「古代であそぼ」S_TANさんに編集して頂きました。
 < 1枚の絵 > その2
くにつぐが潜水検証に基づきコメントと訂正をしています。

● あつうみヶ崎のひとびと
 英泉画、中央右部分
 この部分には特に情報が多い。右から
・漁師の持つ櫓は浅瀬用ではない。
・赤子、子供、父母と海岸に出ている。祖父祖母は?
・ムシロの上にゴザを敷いている?。
・左方の男女はどちらも「大きな竹篭」を押えている。
 などなど。。
竹かごの横には大きなアワビが・・・。

 ムシロの下はゴツゴツした洗濯板の様な岩。ムシロは何で平面を出し押えているのだろう。
・ムシロ(莚)の下に見えるものは・・・。
 竹?柴?
 これは竹だろうかゴツゴツしているので柴(小枝)か。左を見ると波がムシロの下に潜っている。小舟でもあるのだろうか、にしては舟らしき部品が見えない。
これは、竹を組んだムシロ船とかゴザ船と言い、沿海州の漁師が使うと言う。浅い水面に向き、大きさも自由に変えられる。

 この部分にはまだ色々楽しい推理の部分があるが次へ行こう。

● 仕事中の海女さん
・上の図の左方に海女さんが2人みえる。

 長い髪を流して、口に咥えるのは鮑とりの道具か。
女性の海女さんは朝鮮渡来と言われ、近くでは伊勢熊野衆の海女たちがいた。同じ出身の同族か?
余談 男性は中国沿海州近海から南方系と言われ、体中にサメ除けの入れ墨を入れていた。

● 次は火口。
 火口
・「地獄の釜が開いた」と表現される火口。ゴツゴツ網の目のような溶岩を這い回る炎、蛇の舌先のようなチロチロとした先端。
どんな炎だろう、と気になりますよね。
火山の火口、急激に噴火すると水蒸気爆発を起こす為、大変に危険とされる。この火口は発見済み。

■ ほかに色々考えるに面白い場所がありますが、とえあえず、ぬり絵を見てください。


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熱海の海底遺跡保存会